2015年 03月 07日
部下を成長させる教育の「塩梅」とは・・・
本来の意味は梅を付ける時の、塩と酢の「配合の加減」が由来の言葉らしいですが、今では料理や物事全般の「味加減」「さじ加減」「バランス」などに応用されて使われている言葉です。
教育や人間関係の「塩梅」となると・・・教育や意見の強弱を加減ということになりますね。
その人の成長具合や性格に合わせたアプローチをすることが、教育の効果を高め、人間関係を良好に保つために、必要なバランス感覚だということにも同じことが言えますね。
ただし、料理での味加減で一番肝心なのが「さ・し・す・せ・そ」の「さ」の砂糖「し」の塩、2つのバランスが主です。
砂糖(甘さ)と塩(厳しさ)のバランスが崩れると「美味しい料理は出来ない」・・・砂糖だけでは甘さ(愛情)が伝わらないわけではないが引き立たない、適度な塩(厳しさ)がなければ味が引き締まらない。(「ぜんざい」「おしるこ」のようにね)
本当においしくて、体に良い食品は、砂糖・塩の使いすぎや、添加物など使用せず素朴な味が出ますが、日持ちはしない。
甘さ・塩辛さの加減も(日持ちはしませんが)おいしさを引き立てる「あんばい」になっていると一番おいしく食べれますね。・・・食べものと同じように「教育・人間関係」も、無駄なもの(自己愛的愛情)をあまり入れず、純度の高い「真心」と「塩梅」で向き合ってい行きたいですね。
教育も人間関係も「砂糖」(優しさ)だけでなく「塩」(厳しさ)がないと味がしまらない。