2015年 06月 27日
「アイデンティティ」と「パーソナリティー」
似たような英語の和訳・・・語学的なことだけでなく、心理学の中でも意見がまとまっていない問題のようで、曖昧で区別のつきにくい、そして未解明な部分が多い、この2つの意味の違いとは?
事典によると「アイデンティティ」とは、
自己同一性などと訳される。自分は何者であるか,私がほかならぬこの私であるその核心とは何か,という自己定義。常に変わらないものとして自己前提にされるもの(斉一性,連続性)がその機軸となる。
一方で「パーソナリティー」とは、
1その人の持ち味。個性。人柄。「―を重視した教育」2一人の人間を包括的に意味する心理学の概念。個人の素質と環境との相互作用から形成され、人間の行動を規定するもの。人格。
非常にわかりにくい2つの言葉の違い・・・
「アイデンティティ」・・・自分自身の(性質性格の)統一性に重点を置いた「個性」のこと。
「パーソナリティー」・・・自分自身の(自己理想の)重点を置きたいであろう「個性」のこと。・・・自分はこう解釈しています。
そして「アイデンティティ」を大切にしつつ縛られず・・・
「パーソナリティー」を追いつつも背負いすぎず・・・「アイデンティティ」+「パーソナリティー」の矛盾の中でも「しなやかに」生きれるようにメンタルをカスタマイズしていきたいですね。
アドラーさんやフロイトさん・・・精神分析学の基礎をつくった方たち・・・現代の心理学・精神科学をみてどう思っているのでしょうかね。
by cocobe1
| 2015-06-27 08:58