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ココイチFC(株)ビーワンコーポレーション社長の徒然日記

マシュマロ食べたい

スタンフォード大学の心理学者ウォルター・ミッシェルの有名な実験

その名は「マシュマロ実験」・・・




以下ウィキペディア引用

職員の子どもたちが通う、学内の付属幼稚園の4才の子ども186人が実験に参加した。被験者である子どもは、気が散るようなものが何もない机と椅子だけの部屋に通され、椅子に座るよう言われる。机の上には皿があり、マシュマロが一個載っている。実験者は「私はちょっと用がある。それはキミにあげるけど、私が戻ってくるまで15分の間食べるのを我慢してたら、マシュマロをもうひとつあげる。私がいない間にそれを食べたら、ふたつ目はなしだよ」と言って部屋を出ていく。

子どもたちの行動は、隠しカメラで記録された。1人だけ部屋に残された子どもたちは、自分のお下げを引っ張ったり、机を蹴ったりして目の前の誘惑に抵抗した。小さな縫いぐるみのようにマシュマロをなでたり、匂いをかぐ者もいた。目をふさいだり、椅子を後ろ向きにしてマシュマロを見ないようにする者もいた。映像を分析した結果、マシュマロを見つめたり、触ったりする子どもは結局食べてしまう率が高いこと、我慢できた子どもは目をそらしたり、後ろを向いたりして、むしろマシュマロから注意を逸らそうとする傾向があることが観察された。すぐ手を出してマシュマロを食べた子供は少なかったが、最後まで我慢し通して2個目のマシュマロを手に入れた子どもは、1/3ほどであった。

ウォルター・ミシェルの娘も実験に参加した一人だったが、娘の成長につれ、ミシェルは実験結果と、児童の成長後の社会的な成功度の間に、当初予期していなかった興味深い相関性があることに気がついた。そして1988年に追跡調査が実施された。その結果は、就学前における自制心の有無は十数年を経た後も持続していること、またマシュマロを食べなかった子どもと食べた子どもをグループにした場合、マシュマロを食べなかったグループが周囲からより優秀と評価されていること、さらに両グループ間では、大学進学適性試験の点数には、トータル・スコアで平均210ポイントの相違が認められるというものであった。ウォルター・ミシェルはこの実験から、幼児期においてはIQより、自制心の強さのほうが将来のSATの点数にはるかに大きく影響すると結論した。2011年にはさらに追跡調査が行われ、この傾向が生涯のずっと後まで継続していることが明らかにされた。

また被験者の大脳を撮影した結果、両グループには集中力に関係するとされる腹側線条体前頭前皮質の活発度において、重要な差異が認められた]。同実験は、スタンフォード大学で「人間行動に関する、最も成功した実験のうちの1つ」とされた。(以上引用終わり)




IQより自制心のほうが「集中力」「社会性」の向上に影響をしているんですね。

またウォルター・ミッシェルさんは、自制心・社会性を高めるためには、自己の衝動的な欲望を客観視して、自己否定したり、我慢するだけではなく、別の物に少しずつでも置き換え・変化させることが大切とも言っています。




「辛さ・苦しさの中でする我慢」を自制心とは言わない。置かれている環境・状況を上手く(脳で)一部変換・一旦置き変えれる人が自制心を高めれて、将来「成功・成幸者」になれるんですね。




自分を罰してる人は自分が嫌い、自分が嫌いな人は、人を信じたり許したり愛したりできない、自分を肯定し愛するって難しいけど、自分を育てるのは自分です。顔晴ろうね!(人は裏切る、それも含めて信じる)



by cocobe1 | 2016-03-17 14:49