「ココイチ創業者 宗次徳二語録Ⅲ」

わたしは口下手です。

話し上手な人なら、お客様を思う気持ちやサービスの在り方を研修などで社員に的確に伝えられるかもしれません。しかし、私はどうもそれが得意ではない。もちろん自分なりに伝える努力はしていますが、それでも伝えきれない感じが残ります。そこで考えた私なりの最良の方法が、現場に入って実際に自分で指導することなのです。





名古屋は喫茶店の競合ひしめき合う地域で、最初は苦戦しました。

他店はコーヒー1杯にお菓子やトーストなどをつけていましたが、うちは一切そのような「おまけ」を付けませんでしたし。それでも、お客様が笑顔になる最高の接客を徹底したことで、少しずつ常連が増えていきました。





ココイチの社員やメイト(アルバイト)さんは、どうして気持ちの良いサービスを提供できるのか。

その理由としてまず考えられるのは、マニュアルの存在でしょう。もちろん、マニュアルは多くの飲食チェーンで備えているものですが、ココイチのマニュアルはきめ細かく、しかもそれをしつこいくらいに指導しています。




私は3歳まで児童養護施設で育ち、その後、兵庫県の養父母に引き取られました。

でも、父はギャンブルに明け暮れ、それに愛想を尽かした母は夜逃げ。それからは父と2人、廃嘘のような家を転々とし、まさに飲まず食わずの日々です。長いこと電気が引けず、夜はろうそくをつけて過ごしていました。あまりにお腹がすぐと、雑草をむしって食べたりね。父が食べられると教えてくれた、イタドリという草です。今でも年に1度だけ、口にするようにしています。




やはり人柄が一番大切。

よく、「ものすごくいい立地を抑えてあります」「開店資金は自己資金で十分にあります」「過去にお店を何店も成功させました」といった話はありますが、そういう条件は二の次です。それよりも人柄で納得できなければ、どんな好条件の話でも断ってきました。   【覚え書き|加盟店を選ぶときの基準について】


by cocobe1 | 2018-11-10 00:00